ブログの直帰率や平均ページ滞在時間は確認していますか?
まず勘違いしてはいけないことは、ブログを運営していくことは記事を量産したり、PVを確認したりすることが大事ではありません。ブログ内部までしっかりと確認しながら、大切な人を扱うように向き合っていく必要があります。
今回は【直帰率】と【平均ページ滞在時間】についてお話させていただくため、初めにまずは用語の説明からしていきます。
直帰率とは
直帰率とはあなたのサイト訪れた方(セッション)の何パーセントが直帰したかを示す割合です。反対に言えば、その何パーセントの人は1ページしか見なかったということになります。つまり直帰率は言葉の通り、訪問者が直帰したパーセンテージとなります。
例えば、自分のサイトに10の訪問があったとして、そのうちの8つの訪問は1ページのみでそのサイトから出ていきました。そうすると…
直帰率は 8÷10=0.8 つまり80%となります。
平均ページ滞在時間とは
平均ページ滞在時間とはあるページを閲覧した時間のことを指します。
つまりこの滞在時間を見ることで自分の作った記事をどれくらいかけて読んだのかを把握することができます。
直帰率は気にする必要はない
まず言いたいことは直帰率を気にする必要はないです。
えっ!?でも訪問者が見に来たページだけを見て帰るのはアクセスも増えないし、良くないんじゃないのか…?
確かにそうです。内部リンクをしっかりして、関連ページを様々見てもらう方がもちろん良いです。ただ今回説明しているのは直帰率よりも平均ページ滞在時間の方が重要だということなのです。
僕たちが運営しているブログは基本的に直帰率が高くなるので、高くても気にする必要がないのです。ブログサイトの根本的な目的は『読んでもらって理解してもらうこと』です。読んで分かってもらえたり、理解してもらえれば、ユーザーも筆者も満足なのです。そのため1ページで満足し、直帰率が高くなります。
しかしブログ以外のECサイトやホームページではサイトに訪れた人に商品の情報を与えて、買ってもらえるように促します。
商品説明→メリット→よくある質問→購入という一連の営業のようなサイト構築になっています。
なので最初の記事から購入までの流れまでの記事が作られているので、直帰させてはいけないのです。直帰率を気にしないといけないサイトに比べ、ブログはそこまで気にする必要はないのです。直帰率を改善すべきサイトはブログではありません。
ブログは直帰率よりも平均ページ滞在時間を確認してほしいのです。
直帰率はSEOに直接関係していない。
はっきり言ってしまうと直帰率はSEOに直接関係していません。じゃあ何が関係しているのか…といわれればもちろん『平均ページ滞在時間』です。これが大きくSEOに関わっている可能性があります。
まずは直帰率と平均ページ滞在時間を確認しましょう。
Googleアナリティクスから『行動』→『概要』と進めば、直帰率も平均ページ滞在時間の両方を確認することができます。
この時、80~90%であれば一般的に直帰率が高いサイトとになります。何度も言うようにブログサイトは高くなりがちなので気にする必要はないです。
反対に直帰率が60~70%であれば、内部リンクやサイト構築がしっかりしたサイトであると言えるでしょう。素晴らしいです。
ここで直帰率が高い場合確認してほしいのが平均ページ滞在時間です。サイトの1ページあたりの平均ページ滞在時間は約3~5分程度という情報を踏まえて、それより多いのか少ないのか確認してください。
もし3分以下であれば、改善の余地があるということになります。改善することによってSEO効果が表れ、検索順位も上がる可能性がグンと高まります。
平均ページ滞在時間を長くする方法とは?
では平均ページ滞在時間を長くするにはどのようにすればいいのでしょうか?それには3つの方法があります。
記事の内容をよくする
単純にページ滞在時間が長い記事はそのコンテンツの質が高いです。
ユーザーに有益な多くの情報、正確な情報、新しい情報について書くことを心掛けて書いていけば読者の方が納得するような記事を書くことができます。
あるあるなのですが、ある程度の文字数書いたらなんとなくこんなもんでいいかと70%くらいの記事をアップしがちです。それでは100%で書かれた記事にSEOで勝つことができないので、リライトし情報の書き足しをしていく作業を行いましょう。
写真や図解を挿入する
ブログは主に『文字』で読者の方に理解してもらおうとしたり、訴えかけたりします。しかしながら、初めてその内容を伝えるには文字だけでは難しい時があります。
その時に写真や図解を挿入するのです。筆者が思い描いているイメージに寄せた写真や言葉で説明と図解での説明の2つの情報を記事内に入れておけば、読者に分かりやすい記事になります。
また自分が調べものを探している時を思い出してほしいのですが、答えがありそうな記事にたどり着いた時に上からしっかりと読むのではなく、一旦ざっくりとしたまでスクロールして斜め読みしませんか?
答えがあるかなー?っと一旦スクロールしてみて、ありそうなら上からしっかりとその記事をようやく読みます。なさそうなら離脱するという流れになります。
そこで分かりやすいように図解や写真を盛り込んでおくことで
『おっ!このブログ他と違って丁寧だな』と読者の方は気づくので
写真や図解の挿入の部分で手を抜かないようにしましょう。
重要部分にマーカーを引く
参考記事:https://seeds-create.co.jp/increase-average-page-length/
上記の参考記事によれば、記事内の重要な文章部分にマーカーを引いただけで
平均ページ滞在時間が『5分31秒』から『6分58秒』つまり1分27秒長くなったという結果を得られたそうです。
確かにまとめられていない教科書より、重要なことをまとめたノートの方が分かりやすいことから『重要な部分にマーカーを引けば、滞在時間が伸びる』は納得できる検証結果なのではないでしょうか。まあ経験から黒字だけの記事ってなんとなく読みづらいし、見ただけでオエッってなりますよね。
まとめ
とにかく直帰率よりも平均ページ滞在時間を気にするべきだ!ということに焦点を当ててお話させて頂きました。
滞在時間を長くする方法は…
- 記事の質を高める。(正確性・網羅性・速報性)
- 写真や図解を入れる。特に図解は喜ばれる
- 重要文にマーカーを引く
以上3つの方法となります。
最近ではGoogleのコアアップデートも活発になり、より正確なSEO表示となっているため、しっかりとした記事を作り上げていくことが今後生き残るために必要な力になってくるでしょう。