Amazonや楽天などの大手通販サイトで『やらせレビュー』を行い、意図的に自社製品や買ってほしい製品の評価を上げるなどの操作を行っていることが分かった。実際にAmazonや楽天で購入する人が多い中で『大満足!』や『最高!』といったタイトルでやらせレビューではないか?ということはなんとなく消費者の方も気づいていたのではないだろうか?
やらせレビューはモバイルバッテリー、イヤホン、USBハブなどに多く見られるため、これらの商品を購入する際は要チェックした方が良さそうだ。ではいったいなぜやらせレビューが行われるのだろうか
やらせレビューの流れ
Amazonでは一定期間に購入がないとどんどん検索ページの後ろになっていき売れにくくなる仕組みになっているので、高評価のレビューを書き込んで商品を購入させる方法が横行しているようだ。
広告を出す感覚でレビューの書き込みを依頼し金銭を渡す。ネイティブの人がみても分からないように各国の現地の人に頼んでいるというのだ。金銭の流れは現地の方に商品を購入してもらい、レビューを書いてもらった後、その商品分の金額を返金する。購入者はその商品をそのまま使ってもいいし、転売し現金化しているのだという。
自分の製品は良い物だという感覚があるので、やらせレビューをしている業者に罪悪感はない。実際に使用してみて悪くなければいいかもしれないが、レビューが操作されていることに対してやはり消費者は納得がいかない。
やらせレビューを発見する方法
やらせレビューを発見する方法にサクラチェッカーというサイトが存在する。実際にやらせレビューが横行していると言われているモバイルバッテリーを例に実際に使ってみた。
こちらのモバイルバッテリーで検索をかけたら驚くような結果に…なんとレビュー2.24と実際のレビュー評価星4と大きな差異があった。サクラ度も80%とかなりやらせレビューで高評価が付いてしまっている可能性があるようだ。
反対に次は『Airpods Pro』で検索してみると…なんとサクラ度0%とちゃんとした商品にはやらせレビューはないようでサクラチェッカーの精度も確かなものだと把握できた。サクラチェッカーを使う前にそもそもブランド名が記入されていない商品などは初めから危険な商品だと見分けることもできるそうだ。
やらせレビューの実態はこれだ!
ということで、ここからは実際にあった?やらせレビューのタレコミを紹介していく。





まとめ
やはり良い商品を購入したいので競合があっても、商品の質などでしっかりと企業側には戦ってもらいたいもの。しかしながら宣伝費やブランドが知れ渡っていることからなかなか新しい企業が参戦できないのもやらせレビューのキッカケとなってしまっているのかもしれない。