ども、こんにちはカナダワーホリ中のはるきです。今回ご紹介していくのが『家』です。(笑) だいぶざっくりしましたが、エージェントを通さないとなると自分で家を探して決めることとなります。
日本でも同じですが、やはり家というのは重要です。ましてや知らない土地に行って生活することを考えると、いい物件に住みたいですよね?
留学生そしてワーホリする方のほとんどが自分で探して家を決めたり、またバンクーバーからトロントと半月で移動することを検討の方は是非参考にしてみてください。
基本的な家の種類
まずカナダに滞在するには主に3つの方法があります。
- ホームステイ
- シェアハウス
- アパートシェア
この3つのタイプを理解してどのような住み方をしていくのかを決めていきましょう!もちろんそれぞれのメリット・デメリットがあります。情報を得て、自分にあった住み方を探していきましょう。
ホームステイ
留学としてよく皆さん考えるのがホームステイです。食事、インターネット、光熱費が家賃として含まれているのが一般的です。このためホームステイ代があればとりあえず生活することはできます。他にかかる費用は交際費くらいでしょうか。
もちろん家族の方と一緒に過ごすことになるので、決められたハウスルールには従う必要があります。(門限や洗濯回数等)
ホームステイの基本的ルール
あなたがするホームステイ先は日本ではないでの日本そのままのルールを持ち込んで生活してしまうと、生活がうまくいかなかったり、時にはホストファミリーから怒られてしまうかもしれません。そんなことがないように1度ホームステイの基本的ルールをここで抑えておきましょう。
・だいたい週に1回が一般家庭の洗濯の頻度です。自身の洗濯ももちろん週に1回となるので下着類は特に多めに用意しておいた方が良いかもしれません。
また部屋干しなのか乾燥機で干すのかを把握しておく必要があります。家庭や街のルールに従って洗濯をしましょう。
・トイレ・シャワー
家庭によってはトイレットペーパーなどの備品も購入しないといけないところもあります。日本と違いトイレやバスのwash roomは使用中以外は開けておくのが普通です。むしろ使わない時は閉めないでください。
そして覚えておきたいのが『お湯』についてです。どの家庭もお湯はタンクに貯められたものを使用するのでお湯は貴重なものとなります。シャワーでお湯を使用する際には手短になるべく早く済ますようにしましょう。バスにお湯を貯めるのは正直、言語道断です。
ホームステイのメリット
・英語が堪能でなくても一緒に過ごしているので、何か聞きたい時や伝えたい時には自分で意思を伝える必要があります。過ごす中で文化の違いからわからないことを聞いていくことで、コミュニケーションをはかることができますし、異文化にも触れることができます。
・ホームステイ先の家族によっては休日に少し遠いところに旅行に連れて行ってくれるかもしれませんよ!家族との交流や近くの有名な場所にも行くことができて最高です。もちろん何かをホストファミリーにしてもらった際は、帰った後でも結構なので自ら率先して家事をするようにしましょう。いわゆるgive&takeですね。
ホームステイのデメリット
残念ながらデメリットが多く存在するのがホームステイです。デメリットをよく理解したうえでホームステイに臨まないと想像とのギャップが大きくなりせっかくの海外生活も台無しとなってしまいます。
・2食あるいは3食ついているのが一般的なホームステイですが、これが1食だったりまた、めっちゃしょぼい食事を出すホームステイ先があります。利益だけを重視したホストファミリーのやり方なので、上記のような旅行に連れて行ってもらえるなど良好な関係は築けるはずもありません。
ホームステイをする際に会社を通す場合が多いので、その時にオプションに『ステイ先変更』がきちんとついているかを把握しておきましょう。食事だけでなく夫婦関係が悪い、全く英語環境ではない等のトラブルも起きうるので必ずチェックしておきたいオプションです。
・食事や洗濯のほとんどが自分で用意しなければならない場合もあります。その時はどのようにキッチンを使用していいのか、どの食材を使用していいのかを聞いておく必要があります。
ホームステイで家事がないからゆっくり勉強に集中できるという訳ではなく、日本で実家で過ごすのと同様に自分でできることは自分ですると思っておいたほうがいいかもしれません。
シェアハウス
留学生よりはワーホリの方が多いイメージです。家主が空いている部屋を貸し出すものがシェアハウスです。オーナーと半同棲することもあれば、オーナーは別で全くの知らない人と生活することもあります。いずれにせよ、ほぼ誰かと同棲となります。大きな部屋であればカーテンなどで仕切られていたりするので一応プライベートは保たれます。
僕が住んでいるところは仕切りはありません。『絶対に仕切りがないと無理』という方はあらかじめオーナーとのやり取りや内見で確認する必要があります。
光熱費は込みで食事はなしがほとんどです。自炊を頑張ればホームステイよりも安く生活することができるのもルームシェアのいいところでもあります。
ルームシェアの基本的ルール
備品系(ペーパー、シャンプー等)は間違いなく自身で用意する必要があります。冷蔵庫はどのスペースがシェアでまたどのスペースを使用していいのかあらかじめ聞いておいてください。あなたの住む家によってハウスルールは異なります。
エージェントを介さずに掲示板などを利用してルームシェアを決める場合もあるので、やり取りで出てくる重要な用語だけをまず抑えておきましょう。
- Rent 家賃
- Deposit 保証金(日本で例えるなら敷金)
- Takeover ※引継ぎ
- Utilities 光熱費
これらはお金に関わったり最後の退去時にやらなくてはいけない項目なので、必ずチェックしておくようにしましょう。
※引継ぎというのは自分が部屋を出るときに次に住む人を自ら探すことを意味しています。必要な場合、不必要な場合があるので確認すべき点です。
ルームシェアのメリット
・ルームシェアメイトのほとんどは学生やワーホリの人ばかりです。そのため同年代の人が集まることで親交を深めやすいです。部屋によってはパーティーやお友達を呼ぶことは禁止されているとは思いますが、ルームメイト同士で食事を作ることもあって楽しい雰囲気も築けそうです。
・ホームステイと同様に日本人以外であれば、英語環境化となります。日々の生活のやりとりも英語でやり取りすることになるので英語を使用する頻度は高くなるでしょう。一方で日本人の場合日本語が多くなってしまいがち…。しかし何もわからない海外でルームメイトに日本人がいることも強みなので、一概に日本人がいるからダメだと否定はできない。
ルームシェアのデメリット
・1DKくらいの部屋で3人で生活することが多いので、夜中にトイレや出来なかった宿題をしようにも気を遣うことになります。自分の家だと勘違いしないように!夜中に何かする前にはあらかじめ伝えておくと良いかもしれません。
・食事のタイミングが被ります。(笑) ルームメイトにもよりますが、プライベートをしっかりと守ってくる人と一緒になったときは会話も少なくキッチンで会った時もどこかぎこちないです。積極的にあなたから声をかけることで良い関係にもっていくことも可能です。単に英語が上手く話せないからという理由で話しかけない人も中にはいるので!
・ここ大事です!他人のmake loveが聞こえてきます!そういった癖の人はいいかもしれませんが、まったくこちらは気持ちよくないので不快でたまらないです。男女共同のルームシェア、または彼女や彼氏を連れてくるパターンですぐに起きます。
ここで問題なのが日本男児はモテないので聞き専になってしまうのでストレスが半端ないです。相手にうるさいと伝えるのも難しいし、どうしようもないのでとりあえず見たらいいと思います。
アパートシェア
例えば、仕事で仲良くなった友達や留学生同士でアパートを借りて一緒にシェアすることです。ルームシェアとの違いとして、毎月家賃、光熱費を誰かが管理会社に払う必要があります。シェアハウスとも言い1つの家を借りて一緒に過ごしたりもします。
またテイクオーバーというシステムがあります。テイクオーバーとは前の人が使用していた家具や生活用品を支払って引き継ぐシステムのことです。つまりテイクオーバーをしなければならないし、テイクオーバーしてくれる次の人も探す必要があるということです。
アパートシェアの基本的ルール
・上記で書いた通り必ずテイクオーバーのルールを知っておく必要があります。
・ルームシェア同様にプライバシーの部分はしっかり守らないといけません。シェア部分はどっからどこまでで、生活用品の何を準備したらいいのかを聞いておきましょう。
1つの家をシェアするので契約名義やデポジット、そして光熱費はどういった支払いになっているか確認してください。そもそもトラブルが多いので初めに住むのはお勧めできない。
アパートシェアのメリット
・もちろん仲の良い友達と一緒に生活をするので、楽しい生活がそこにはあります。家で生活するだけでなく、旅行に行ったり、みんなでBBQしてみたりと楽しい思い出を作ることができます。
・リビングで2人生活というよりは、みんな部屋を与えられて生活することが多いのがアパートシェアなので、プライバシーが保たれます。ルームシェアよりは部屋がある分ストレスなく生活することができるのかなと思います。
アパートシェアのデメリット
・仲が良いだけに掃除などが雑になり、トイレやキッチンを使う時に汚くてすごくストレスが溜まります。それだけでなくシェアメイトの中での恋愛も、もちろん考えられるのでめんどくさいというのが正直な印象です。
・行った国の人と一緒に生活することが少ないです!シェアメイトがアジア系の人だったり、メキシカンだったりいろんな人がいてすごく多様な文化に対応できる心が必要です。日本のことは一旦忘れて、いいところはマネしてみたり、日本のいいところは教えてあげたりするといいかもしれません。これが難しいのですが…。
とにかくカナダで言うなら、何度も言うようにお湯の使い方だけは本当に注意するようにしてください。
・大家さんとのトラブルが絶えません。光熱費が含まれていた場合、いちいちオーナーから言われるし、ネットや家電が壊れた時もすぐに対応してくれるとは限りません。
またデポジットも返金されるかどうかは分かりません。泣き寝入りして最後に返してもらえない人が多いみたいですが、せっかく覚えた英語でデポジットはなぜ返ってこないのか理由くらいは聞いておけるようにしたいですね。僕だったら間違いなくキレますよ!
まとめ
ぼくはルームシェアで韓国人と仲良くプライバシーを保ちつつ生活することができています。僕の場合は何のトラブルもありませんが、基本的に何かトラブルがあると思っておいたほうがよさそうです。
話し合いをしていく中で解決できると信じていますので、英語を勉強しつつお互いにコミュニケーションを取るように心掛けましょう!
どの物件もやはり人に合う合わないがあります。住んでみて仮にもしダメだったら移動すればいいだけです。僕はお金がなかったので、清水の舞台から飛び降りる覚悟で初海外、初ルームシェアをしましたが余裕でした。物音が気になる方は、全くお勧めできません。個室のある部屋を探すべきです。
ということで以上3つをご紹介させていただきました。バンクーバーにいる間にしてほしいことやご質問があれば、お問い合わせから、もしくはTwitterのリプライ等を使ってどんどんコメント残してください!では、はるきでした!