ワーホリでカナダに来たけど、もしかして日本より住みやすい!?
環境やワーホリ中の恋愛でビザを切り替えてそのままカナダに2年目も住む人も少なくないようです。今この記事を見ている人の中にも様々な事情からカナダにまだ住みたいと感じている人もいるのではないでしょうか?
【※冒頭の画像はカナダではありません。】
ほとんどの人がワーキングホリデービザを使用して、語学の勉強を理由に過ごされていると思います。しかしながらワーホリのビザは1年間までとなっていますので、その後は違うビザに切り替える必要があります。
どういった理由で延長するのかで取得できるビザの種類が変わってくるので、ワーホリ以外のビザを覚えておきましょう!
ワーキングホリデービザ
ワーキングホリデービザの条件をまとめると…
- ビザを申請し、取得してから1年以内の入国
- 入国してから1年の滞在許可
- 年齢制限『18歳~30歳』まで
- 同じ国への再申請や延長ができない
- 就労することが可能。
- 6ヶ月以内であれば学校に通える。
・ビザの有効期限が分かりづらいと思うので詳しく説明すると…ビザを確実に取得したその日から1年間以内でしたら、いつでも入国が可能です。また入国してから新たに1年間の滞在許可がおります。例えビザ満了ギリギリのタイミングで入国しても、そこから1年の滞在許可がおりるので他の人と同じように1年海外で過ごすことができます。
ちなみに英語圏に行くのであれば、ほとんどの方がオーストラリアかカナダを選択します。学校や現地の人の英語のスキル住みやすさなどを考慮すると自ずとこの2か国となります。もちろん違う国で文化も変わってくるので、国選びを慎重に行うと良いでしょう!また南半球・北半球で気候も変わってくるので、自分にあった国を選択することをオススメします。
・意外と知られていない有能なビザです。初めに重要な条件として『18歳から30歳以下』というものがあります。残念ながら30歳を超えてしまっている人はワーホリできないことになります。しかし朗報があり、現在オーストラリアのワーホリ年齢が35歳までに引き上げになろうとしています!期待できそうですね。
・現在僕はカナダ・バンクーバーでワーホリ中ですが、このワーキングホリデービザを再び使用しカナダに入国することはもうできません。また行きたい、期間を延長したいとなった場合はその他のビザに変更する必要があります。ワーホリ以外のビザは主にあと4つございますので、後にご説明させていただきます。
・そしてワーキングホリデービザ最大のメリットが『就労することができる』という点です。がっつり日本で資金を貯めて留学できないという方に本当にお勧めのビザです!学生ビザを使用して留学を1年でも考えるならば最低でも留学費用は300万円必要となります。
25、6歳の社会人や大学生では300万円という資金を貯めることは大変困難です。しかしながら、就労してお金を稼ぐことができるとなると諦めかけていた海外での英語学習も現実味を帯びてくるのです。
以前記事でご紹介したワーホリに必要な費用はいくら?最低額をお答えいたします。で記載した通り、最悪25万円あればワーホリすることは可能だと十分に感じました。
また語学学校に6ヶ月間以内であれば通うこともできます。25万円以上貯めてバイトしながら学校通うこともできますし、現地でバイトしてからお金を貯めて学校に後から通うという選択肢もあります。
もちろん前者の方が友達やお金の余裕があるのでお勧めですが、僕はどうしても行きたかったという気持ちが強くなってしまったので後者のあとから学校に通うを選択します。
ワークビザ
ワークビザの条件をまとめると…こちらは段階があります
- 雇用主からジョブオファーをもらう必要があります
- 次にカナダの労働省がジョブオファーを審査します
- 最後に審査が通り承認がおりれば、移民局にWork Permit(ワークビザ)申請となります
つまり企業側からもウェルカムで来てねという状況下でやっとワークビザの申請が可能となります。僕みたいに何のツテもなく海外に行こうとなるとワーキングホリデービザを使用するのが一般的ではないかと思います。
そしてワークビザ(就労ビザ)は移民の国と言われるだけあって、ワーキングホリデービザだけではなく種類がたくさんあります!カナダで働きたいとか、移民の手続きしたいという方は是非参考にしてみてください。
Post Graduation Working Permit
・8ヶ月間、政府認定の大学に通い卒業することが条件です。
Co-op Work Permit
・実習プログラムのある学校に通うことが条件です。例えば美容系の学校に通って職業体験を交えながら就労するというのが理想的でしょう。
Help your spouse or common-law partner Work in canada
①結婚した相手が6ヶ月以上、政府認定校に通うこと
②結婚した相手が6ヶ月以上、カナダ国内で専門分野の仕事をすること
①or②をクリアしていればOKです。結婚相手と同じ期間の就労ビザを得ることができる反面、どちらか一方が滞在期間が短かったりしてしまうと申請は通りづらいものとなってしまう。
Open Work Permit
①カナダの永住権を持っている人と結婚していること
②カナダ国内から申請を行っていること
Bridging Open Work Permit
・4ヶ月以内に期限切れとなる就労ビザをもっていること、かつ政府が承認した永住権書類つまり受領確認書が申請に必要です。
観光ビザ
観光ビザの条件をまとめると…
- 6ヶ月間の滞在ができる
- 入国から6ヶ月いないであれば、学校に通うこともできる
- 通常入国の時に往復分のチケットが必要
・本来であれば観光ビザを発行して入国という流れが普通であるが、カナダの場合では日本国パスポートを持っているだけで入国することが可能です!
ちなみにロシア、ブラジル、インドなどの国では観光ビザの申請が必要です。観光に行く際は各国の大使館や領事館で観光ビザを発行してもらわなければいけないことを頭に隅に覚えておきましょう!
・観光ビザでも6ヶ月間以内であれば、学校に通うことができます。ワーキングホリデーとの違いは…
- 就労できないこと
- 入国してから6ヶ月以内に学校に通うこと
です。
・そして注意点があります。観光ビザの欠点として簡単に6ヶ月フルで滞在することが難しいことです。上記で書いた復路分のチケットを6ヶ月後に設定して購入しておくか、もしくは学校に通う証明が必要になってくるかもしれません。入国審査はその時の対応によって異なるので注意しましょう!
学生ビザ
学生ビザの条件をまとめると…
- 学生ビザの申請は、政府指定校からのLetter of Acceptance(入学許可証)が必要となる
これだけです。
・ワーキングホリデービザと観光ビザをまとめたようにどちらのビザも『6ヶ月以内であれば学校に通う』ことができます。つまり6ヶ月以内の学校に通う場合は学生ビザを取得する必要はないです。反対に学生ビザが欲しいのであれば、政府指定校に通う必要があります。ちなみに政府指定校に語学学校はありません。英語を勉強するのであればワーホリ、観光ビザを取得しかないです。
【余談】オフキャンパス就労という制度を利用すれば、学生ビザでも就労が可能となります。その条件は…
- 授業内容がフルタイムの6ヶ月以上の学校に通うこと
- その学校が政府指定校であること
この2点が大事な条件となります。
カナダの移民局の方が決めることなのでなんとも言えませんが、この2点が当てはまっていれば、オフキャンパス就労を使用することができると思います。詳しくこの制度が利用できるのか確認したい方は実際に『カナダ移民局サイト』で確認すると良いでしょう!
オフキャンパス就労のでは就労時間が定められており
・週20時間、クリスマスや夏休みなどの長期休暇中は週40時間まで!
となっています。
学生ビザを使用している方は覚えておきたい制度ですね。もちろん学生ビザからワーホリビザに切り替えても大丈夫ですよ。
永住権
カナダへ移民するということですね!実際に僕は永住権を取得したことはなく詳しいことはわかりませんが、永住権を取得するとなるとわからないことだらけで大変です。ほとんどの方がコンサルタントや弁護士に依頼しているので手続きに失敗してしまわないようにあらかじめ頼んでしまった方がいいと思われます。
移民できる条件としては…
- スキルドワーカー
- スキルドトレード
- カナディアンエクスペリエンスクラス
- 州ノミネーションプログラム
- ケアギバープログラム
- セルフエンプロイドプログラム
- ファミリースポンサーシップ
となんと7つもの制度があります。移民するため永住権を獲得するために自分はどの制度に当てはまっているのかをあらかじめ確認しておくのも良いかもしれません。7つとあまりにも多すぎるため、やはり上記のように弁護士に相談した方が良いと思います。
まとめ
ワーキングホリデーに来られる方は20代前半の方だけではないです。むしろ20代後半の方が多く、働いて英語を習得するなかでどんどんカナダのことが好きになって移民を考える人もたくさんいます。
僕が知っている限りワーホリビザを使用してカナダに来た人は、ジョブオファーを雇用主からもらってそのまま永住権まで獲得していく流れを取っている人が多いように感じています。
『海外に行っても意味がない』や『日本でもうまく行っていないのに海外に行く必要はあるのか?』と出る杭を打ってくる輩がいますが無視してください。
海外に出た者としてちょっとだけこの場を借りて伝えますが、海外に出ることは間違いなく自身を成長する経験となります。この記事をみてどのビザが自分に適しているのかを考えて行動することを僕は強くオススメ致します。