そもそも偏差値が低い高いかで人を判断してはいけませんが
偏差値が低いか高いかで話ができなくなることを踏まえて
友人やこれから付き合う人を考えなければいけません。
自分の意見を言っても『意味わからない』『理解できない』となると
正直言って、話していても有意義な時間を過ごすことができないので
残念ながら、その人とは合う頻度を少なくするかもしくは会うのをやめる…という決断をしたほうが良い結果につながるのかもしれません。
偏差値が低い・高い人の特徴
社会に出れば学歴やIQなんて少しは関係してきても仕事にそんなに影響でないだろう…なんて筆者は思っていたのですが…。
実際に社会に出てみると、ゴリゴリに関係がアリすぎてやっぱり頭の良さって重要なんだなって痛感致しました。
数学や物理のような高度な勉強からではなく、単純に社会に出て必要な…
- 人と人のコミュニケーション
- 物事の捉え方
- 仕事の最短プロセス
- 性格
- 柔軟な考え
例を挙げればキリがありませんが、上記のこと一般的に良いという風にできる人はやはり、偏差値の高い人であることが多いです。
これらの経験から『何か偏差値の高い人や低い人に特徴はないのか?』と調べた時に出てきたのが『サバンナ幸福論』というものです。
サバンナ幸福論はイギリスの心理学機関誌に載った科学的調査の結論から導かれたものなので信頼のある理論であることは間違いありません。
このサバンナ幸福論を簡単にまとめると主に2つあります…
- IQが高い人ほど都会を好み、低い人ほど田舎を好む
- IQが高い人ほど孤独を好み、低い人ほど多くの人との接触を好む
まじ!?と思うかもしれませんが実際にそう研究結果で出ているので納得せざる負えないでしょう。
ではこの2点を軸に深堀したいと思います。
※まず偏差値=IQではありませんが、知能指数であるIQは思考力・判断力・理解力を数値化したものと偏差値の学力を数値化したものはほぼ同義と今回捉えることにします。なぜなら偏差値が高い人の中にIQの高い人が多いことは間違いないからです。
IQが高い人ほど都会を好み、低い人ほど田舎を好む
なぜIQの高い人が都会を好むのでしょうか?都会の方がいろんな意味で混雑しており住みにくく、住み慣れた田舎・平和に感じる田舎が住みやすいと思うのが一般的です。
しかしながら人類の進化に伴い、より多くのチャンスを得ようと都会に出る人が出てきました。このような新しいことへの興味や好奇心をもつ人たちがIQの高い人なのです。つまり都会のよりストレスがかかりそうな環境でもうまく対応できる脳を持っているということになるのです。
これは僕が実際に両親と話をしていた時に感じたことを思い出させました。
ADSL→フレッツ光、ガラケーからスマホなどの新しいものになるのを両親は嫌いました。
利便性が良くなって料金がそこまで変わらないのになぜしないのか?それは田舎に住む、都会に住む話とよく似ているなと感じました。
例えば…仮想通貨はこれから来る!といちはやく予測できた人は大金を手にしている反面、未だ仮想通貨という言葉すら知らない人もいます。仮想通貨がどうなのか?という話はさておき、その情報が入ってきた時に実際に良い物なのか、悪い物なのかを判断できるかできないかというところがIQの高い・低いのポイントであると考えられます。
IQが高い人ほど孤独を好み、低い人ほど多くの人との接触を好む
結論から言ってしまえば、IQの高い人は質にこだわり、IQの低い人は数にこだわるというものです。
またIQの高い人は都会のストレスと上手く付き合うために『孤独』を利用していると研究者たちは言うのです。つまりある程度、孤独の方が幸せなのです。
自分にストレス・負担を大きくかけすぎないように孤独を利用します。それによって自分のやりたいことやしたいことに時間を費やすことができます。
人間関係をうまくコントロールすることでストレスを上手く軽減し、今やるべきことを見据えれる力を持っているのです。
反対にIQの低い人は逆に、人と接する機会が多いほど幸せと感じるのです。
実際にそのほうが心配事や不安を取り除くことに適した行為です。
しかしながらこのような一般的な行動がIQが低い要因なのかもしれません。
つまり社会的相互作用が少ない方が幸せを感じる人がIQ高い人で、社会的相互作用が多い方が幸せを感じる人がIQの低い人です。
社会的相互作用とは、人々が状況に意味を持たせ、他者が意味しているものを解釈し、それに応じて反応する事象である。(Wikipedia参照)
以上がサバンナ理論でした。
では次に参考にする差別化は『音楽』です。
IQの高い人はクラシックやジャズを好む
言われてみれば、音楽の趣向でIQが図れそうな気もしなくもないです。メタルが好きだったり、JPOPが好きだったり様々なジャンルがある中で
実はIQの高い人は『※Instrumental(インストゥルメンタル)』つまり人の声が入っていない楽器だけのクラシックやジャズのような楽曲を好むのだというのです。
(※対義語はボーカル)
先ほど学んだ『まとめ』のサバンナ幸福論が音楽にも反映され、IQの高い人は元よりあった原始的なボーカルの音楽よりも、より近代的な楽器をメインの音楽を好むことになるというのです。
この結果もオックスフォード大学の2019年4月の研究結果というのだから信じざる負えないでしょう。
イギリス・オックスフォード・ブルックス大学のエレナ・ラセブスカ氏は、この仮説を確かめるために、クロアチア人の高校生467名を対象に調査をしてみた。
すると確かに知能テストの得点が高い学生ほど、インスト曲(クラシック、アンビエント/チルアウト・エレクトロニカ、ビッグバンドジャズなど)を好んでいることが判明した。(引用:https://www.excite.co.jp/news/article/Karapaia_52274716/)
確かにサバンナ幸福論を元に古くからあるボーカルよりも、文明の発達とともにできた楽器の音楽が好きということは理論に当てはまるので説は正しいように思えます。
まとめ
偏差値やIQだけでは人を図ることができません。
しかしながら、会社や社会全体がなぜ学歴を重要視するのか?
という問いが分かったような気がします。
偏差値よりもIQが大事だと考えるので学校をサボってしまった人
あるいはある事情で学校に行けなかった人にも均等に仕事の機会を与えるのならば…
- 田舎と都会どちらが好きですか?
- 友達は多い方ですか?
- 音楽はどんなジャンルが好きですか?
面接はこの3つの問いで良いのではないでしょうか。
もしこの問いをすべて都会・少ない・クラシックと答えたのならば
その人は『IQの高い人』なのかもしれません。